突発性発疹になった時のこと
お兄ちゃんが1歳になり数ヶ月経ったある日、高熱を出した。
初日(木曜)、様子見で看病した。
始まりを正確には覚えていないが、病院には行かず様子見した記録が残っているので、
多分37℃後半から38℃台だったのではないかと推測。
ゼゴゼゴした咳をしていた。
2日目(金曜)、熱は下がらずむしろ上がる状況。39℃台。
12月も半ばの頃だったため「インフルエンザでは! ?」と近所のかかりつけ医へ。
先生の診断は「気管支炎」。そこで、気管支炎の薬を処方され、帰宅。
子供の状況は変わらずも、医師の診断が出た事で親としては少しだけ安心。
3日目(土曜)、熱はさらに上昇。39℃台後半。
気管支炎の薬を飲んだことにより、ゼゴゼゴした症状が少し改善したかに見えたが、
一向に熱は下がらない。
4日目(日曜)、AM1時頃40.9℃。。。41℃だ。
「水飲むかい?」と話しかけると反応し、こちらを見て返事はするが、、、
流石にビビる。
人間が41℃出すなんて見た事がない。「これは危機的状況ではないのか?!」
時間は日曜のAM1時。朝まで待っても休日だ。かかりつけ医は休み。
休日診療の病院を探すしかない。
いま、救急車を呼ぶべきか?
そのおり、ふと近所の消防署でみたポスターを思い出した。
「救急車呼ぶかどうか悩んだら#7119へ!」
※お兄ちゃんが消防車が大好きで、よく消防署に見学へ行っていたので目にしていた。
ここで使わないで、いつ使う!
という事で、早速#7119に電話。
すると女性の看護師の方が出られた。現在の状況を説明すると暫く保留ののち、
■意識はあり、呼びかけに反応しているので救急車を呼ぶ緊急性はない
■電話での判断はこれ以上できないが、かなりの高熱なので念のため近隣の救急外来へ行った方がよい。
といった内容を言われたと思う。
大至急、教えられた大学病院の救急外来へ。
状況がわからず、子供が弱っている姿を見続ける事ほど辛いものはない。
大学病院について受付を済ませた時点で、「救急医療最先端に来た安堵」で
やっとその辛さが少し和らいだ。
そこから3時間待ち。そして診察が始まった。
親としては一刻も早く見て欲しかったが、ここは救急外来だ。
受付時に緊急性を要さないと判断されたんだろう。仕方ない。
そこで先生の一言、、、
「これくらいの高熱でも、ちゃんと目が合って、意志の疎通ができれば大丈夫ですよ」
細かい事はもう覚えていないが、その言葉は印象的に覚えている。
※その後、特に何か薬を処方されたわけでもなく「解熱剤いる?」と聞かれ「いらない」と会話したくらい。
※多分だが「かかりつけ医で気管支炎の診断が出ているなら、目下はその処方で対応して下さい」と言われ、帰宅した気がする。
結局、その日の夕方頃(翌月曜日朝だったろうか?)身体全体に発疹が。
「!…突発性発疹‼︎」
本に書いてあった!奥さんと二人で納得。
5日目(月曜)、かかりつけ医にもう一度行ってみると、
「これ、発疹でないと分からないんだよ」
「でも気管支炎にもなってるから、薬は飲んでね」といたって冷静に教えてくれた。
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第一子の時は子供の病気についての知識/経験が無い。
子育て本で読んではいたが、実体験がない。
39℃台の高熱を確認した時点で「もしかしたら・・」と不吉な事が頭をよぎった程だ。
この経験のおかげで、第二子から高熱については冷静に対処ができるようになった。
ただ、病気についてはあくまで素人。経験を元にするが、素人判断は恐ろしい。
病気の前では無力で、結局はプロの医師に頼るしかない。
おもうに、親ができることは
常日頃からさまざなな情報にアンテナをはり心構えし、
信頼できるかかりつけ医を見つける事ぐらいだ。
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