「溶連菌」まとめ
2回続けて「溶連菌」について書いた。
そして3回目・・・。
自分で書いた先のブログを見返し思った、「小話ばっか。。。」
肝心の病院での対応、保育園対応、どうしたかを殆ど書いていない。
ので、簡単にまとめてみることにした。ご参考になれば…。
〜小児科での対応〜※僕(大人)の耳鼻咽喉科受診も殆ど同じ対応。
■お兄ちゃん:38.5℃前後が2日間程。弟くん:高熱が3日程。最高39℃超。
※大人は免疫がついていて、発熱しない場合もあるとのこと。
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■受診の際、先生が子供の口をあけてみて「あ、ちょっと検査しましょう」となった。
※喉が赤く腫れていたようだ。
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■その際、溶連菌の検査キットを使用。
※喉に長い綿棒を差し込み拭って、その検査キットに付着させる。
4歳のお兄ちゃんが行ない、えづいたが、そこまで拒絶するような感じではない。
※使用されたものはよく見るインフルエンザ検査キットみたいな感じ。
陽性だと線が浮かび上がってくるもの。
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■検査結果は5分位だったか、とにかくその場で数分後に出る。
※その間は隔離室へ。
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■溶連菌陽性と判明
※抗生物質を医師の指定期間、必ず飲み続けることに。
処方されたのは…
[セフェム系⇨セフジトレンピボキシル細粒小児用10%「トーワ」100mg(メイアクトのジェネリック)]
+ビオフェルミンR
薬剤師曰く「抗生物質は腸内細菌も殺してしまう。10日位ならさほど影響ないだろうが、長いこと使用すると下痢などおこす。その予防で一応ビオフェルミンが出ています」とのこと。
※弟くんは症状として顔に「とびひ (溶連菌でもなるそうだ)」があったので
[ステロイド/抗生物質配合剤]が処方される。デルモゾールG軟膏(リンデロンのジェネリック)
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■2週間後に尿検査をすることに。
溶連菌は合併症として[急性糸球体腎炎]になる可能性があるとの事。
医師により、尿検査を行わない病院もあるようだが、かかりつけ小児科と僕が行った
耳鼻咽喉科では行うことになった。
★更に僕の場合、尿検査の2週間後に除菌確認もあるそうだ。
仕事しながらだと、かなり負担が大きい。。。
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●抗生物質について●
・僕に処方されたのは「ペニシリン系(アモキシシリン)」
「何が違うんだろう?」と思い、少し調べてみた。
・3回/日・5日投与 ・3回/日・10日投与
セフェム系使用については賛否あるようだ。
ただ、素人な親としては5日で終わるならありがたい。
お兄ちゃん曰く、味は「少し苦くて美味しくない」らしい。
弟くんは最初もの凄く嫌がったが、「怒り」「諭し」「お願いし」を繰り返し、最後は仕方なく飲んでくれるようになった。
専門外な上に難しい話なので、僕がわかりやすかった文献・資料を2つご紹介。
「ドクターサロン」60巻PDFに掲載
https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/160660-1-32.pdf
「抗菌薬適正使用マニュアル」京都私立病院協会 感染症対策委員会編 2016年3月版 ※P17とP22参照
https://www.khosp.or.jp/files/pdf/document/koukinyaku-manual.pdf
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〜保育園への対応〜
各保育園でそれぞれ対応は違うだろうが、、、
基本は「最初の服薬から24時間後」で登園OKのようだ。
服薬から24時間以内に感染力が失せるそうだ。
先に掲載した厚生労働省関連のPDFにもそう書いてある。
かかりつけ小児科では「3回飲めば登園OK」という言い方をしていた。
[午前に受診、その日昼夜2回服用。次の日の朝で3回目服用。その時点で登園OK]
※うちは連休ですぐに受診できず、解熱して2日位経ってから受診していた。
医師の登園許可書の必要はなく、園に[登園届(署名捺印)]を出すだけで終わった。
※医者に「いついつから登園してもいいよ」と言われた日付を書く。
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今回、「溶連菌」について調べたが、ネットには専門医(大学教授の論文)や
開業医の見解、公的機関の情報など、数多くの有益な情報が掲載されている。
専門家内でも意見の相違が認められたりし困惑する部分もあったが、
素人の判断材料程度なら「大体」で充分だ。
少し知識を得るだけで医師の指示が「そういう意味だったんだ」と納得できたりする。
今更ながら「便利な世の中だなぁ」と、おとうちゃんは思った。