ねぇ おとうちゃんのメガネどこ?

毎日余力ゼロ!二児の父ちゃん子育て奮闘中

以前NHKの「美と若さの新常識」で断食が紹介されていたので実際にやってみた時の話

ここ1〜2年の間、自分史上最大の体重増加記録を順調に更新中だ。

と言ってもメタボではない。BMIも普通体重。ただお腹周りがボテっとしてきただけで

健康を害しているわけではない。だって、もうおっさんだもの。

自分の見栄えにさほど興味はない。なので頑張って痩せる気もない。

 

ただ現実問題《体が重い!!》とにかく重い。飛べない!走れない!

思い出すあの頃。鋼の肉体美・・・

■サッカー部でさ、体脂肪低いからプールの授業で浮くのが大変だった

■毎日10kmを自転車で登校。朝、自転車がパンクしたけど、電車に乗るのも

面倒だから走って登校。部活で走って、帰りも面倒だから走って帰った

男の武勇伝。語り出した止まらない。「凄い俺」伝説・・・

 

とりあえず、子育て中の方ジャンプしてみて下さい。多分飛べませんから。

そんな時、NHKで断食の番組に出会った

※2018年に見た再放送です。

www.nhk.or.jp

以前から何となく「断食ってどんなだろ?」と思っていたので、

とりあえずこの機会にやってみることにした

番組ではちゃんと医師の指導のもと、専門の施設で5日間の実験を行なっている。

子育て中の主夫にそんな時間は毛頭ない。

自宅でやろうと思えばできるが、専門知識もなくパートに行きながら5日間断食したら

ダメでしょ!?

それこそ「痛ましい事故です」とNHKのニュースに出てしまう。

 

というわけで、番組を見た後にあった3連休の間だけ試してみた。

注意:番組HPに以下の医師のコメントがある。

「断食は基本的に医師の診断を受ける。個人でやる場合は最大でも24時間まで」

医師のコメント通り、とても注意が必要な行為だ。

この時あくまで独断で行なった訳だが、奥さんに事情説明、承諾を得て始めてみた。

 

●1日目                                    

確実にやり方間違っているが、いきなり絶食。水はとにかく飲むということで開始。

体に感じる変化は特に変化なし。

番組では「食べ物のことばかり考える」と言っていたが、元々食にあまり興味がない。目の前にあればあるだけ食べる貪欲な胃袋(だから太る)だが、

「あ〜、あれが食べたい」と思うことは稀。

今回は食べないと決めたので、特に食欲も起こらず、「まぁお腹すいたな」くらい。

困ったのは連休なのに家族での外食ができなかった事くらい。

 

●2日目                                    

起床後、特に問題なし。その後も昼過ぎまで「まぁお腹すいたな」のままだったが、

夕方ごろから「?!頭少し痛い」「なんか体ジンジンするし、動かない…」

[病気の時、起き上がろうとしてもなかなか力が入らない]感じが近い気がする。

とはいえそれでも、子供を風呂に入れたり、寝かしつけたり。動きは緩慢になるも、

さほどの支障はなし。

ただ、視界が狭くなった(暗くなった)ような感じがした。

 

●3日目                                    

昨日感じた頭痛や視界の違和感は気にならなくなっていた。

病み上がりにスッキリした感じに近かった気がする。なにか抜けた感じ。

ふわっとするが、実感する体調は悪くない。

番組でも言っていたが、水を飲んだ際に味覚が研ぎ澄まされている感じがした。

あくまで「感じ」。

 

今日で断食終わり、明日から仕事なので、慣らしのため昼ごはんから食べ始める。

少しずつのつもりが、「おとうちゃん、お寿司食べたい!」と子供からの要望。。。

連休中、ただ断食していたおとうちゃん。罪滅ぼしにくるくる寿司へ。

しかしこれがいけなかった。。

”目の前にあればあるだけ食べる貪欲な胃袋”は断食とは無関係。

結局、「徐々に戻す」ではなく、「いきなり普段以上」で断食終了。

体に良いわけがない。奥さんも心配半分、呆れ半分。

                                                                                                                                              

断食の結果は実質2日半で「体重マイナス2kg強」その後のどか食いで1kg増加。

体重減はまぁ食べなきゃそうだよね程度だが、そもそも

「断食」はダイエットではなく、眠っている体のスイッチを入れ[体質改善]する事

らしい。

番組では「断食のメモリー」と言っていた。

その効果の一つとして、太りにくい体質になるらしい。

※詳しくはNHKの番組HPをご覧ください。

 

実際、僕も断食後に体重増加が確かに止まった。暴食しても次の日には元に戻る。

暫くその状態が続いた。

ちゃんとしたデータをとったわけでなく、あくまで僕個人の感想だが、

番組の説明通りだと感じた。

 

しかし「断食のメモリー」は[暫く]続くだけで、暴食を繰り返せば意味がない。

記憶が定かではないが、「断食のメモリー」を呼び起こす作業が必要みたいな事を

番組内では紹介していたと思う。

 

断食から数ヶ月後、以前にも増し白ごはんを食べ続けた結果、

僕の断食のメモリー効果は消えた。。。そして体重は絶対防衛線を超えた。

 

結論:腹七分目にしとけ。※注1

 

※僕の断食のやり方は医学的根拠は全くありません。

あくまで個人の判断で行なったものです。危険ですので絶対に真似しないで下さい。

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※注1:一般的には「腹八分」ですが、番組にも登場された

金沢医科大学の古家大祐教授番組の著書より言葉を引用しています。

 〜古家教授の著書〜

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 番組では断食の効果として「サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)」が活性化する事を

紹介していました。古家大祐教授が回答された「教えてドクター」や

www.kanazawa-med.ac.jp

国立遺伝学研究所の報告で紹介されています。

www.nig.ac.jp専門的な事なのでご興味ある方はそれぞれご確認下さい。

※上記情報元は2012〜2013頃掲載された記事です。

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