寝かしつけ最強の脅し文句は個人的に「ゴジラがくるぞ!」だと思うが、その手の類は子供の心理に良いのか?
数ヶ月前にTVで「シン・ゴジラ」が放送された。
映画上映された時、乳児子育ての真っ只中で映画など見に行けるわけもなく
「すごい」というウワサだけは何となく聞いていた。
そもそも子育てをしていると見たいものも見られない、行きたいところにも行けない。
夕食は夜景を見ながらコース料理をなんて論外!
TVは朝から晩までNHK教育TV。おかげさまで幼児番組に関してはプロレベルに到達!
僕の流行りの歌は「おかあさんといっしょ」から発信される。
「活躍しているアーティストは?」と聞かれたら、
「あつこお姉さん・ゆういちろうお兄さん」だ。
NHK教育を語り始めたらキリがない。書き始めたら、あれもこれも書きたくなってきた。ここらで切り上げないと、また完全に迷走だ😶・・・ということで、
せっかく観たかった映画が地上波で放送されるなら録画して観よう!
ということで録画。
寝かしつけ終了後に頑張って起きて、久々に奥さんと二人で映画❤️
「シン・ゴジラ」・・・
いや、これがやはりウワサ通り面白い。好き嫌いあるだろうが、
「あ、ゴジラ観るの?じゃあ一応」位で観ていたはずの奥さんが無言で凝視。
庵野監督の世界に完全にはまっていた。
観終わって「これは子供に観せたら怖すぎるかな?」という話になった。
子供の頃、UFO番組など観た夜は本気で怖くて布団を被って寝た記憶がある。
トイレに行けず、「お姉ちゃ〜ん」と無理やり起こして、ドアを開けたままで
「見ててね!!」と意味のわからないことを言っていた。
「トラウマになっちゃうかもよ」と奥さんは笑いながら言ったが、
じゃあ[秋田のなまはげ]はどうだ?
あれはとうにトラウマレベルを超えている・・・気がする。
あんなものが3歳くらいで目の前に現れていたら、恐らく僕は吐いて気を失っていた。
「なぐこはいねかぁ〜」と言われて泣くのを堪えるのか知らないが、貞子に追い詰められて息ができない状態を想像しただけでも辛い。
日本の伝統文化で古くからこの手の類の「脅し」が連綿と続いているということに、
子供がどのような影響を受けるのか皆目見当がつかないが、違和感はない。
なので、ゴジラを観せてみた。
それ以降、寝かしつけ最強の脅し文句は「ゴジラがくるぞ!」になった。
大人になった彼らとこの話ができる日を楽しみにしている。
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